弊社に寄せられる問合せで多いのが「AIR断震システムってどんな工程で取り付けていくの？」という質問。
まず1番最初の工程は、「人工地盤」です。基礎の下に設置するコンクリート版のことで、この人工地盤と基礎の間に空気の層を作ることによって究極の地震対策となるわけです。この人工地盤、本システムの要とも言え、仕上がりにはかなりの精度が求められます。

通常基礎は、コンクリートを打った後養生期間をおき、乾いて白っぽい色へと自然に変化していきます。
人工地盤は乾く前に磨くことで黒光りし、鏡の様に周りにあるものが映り込むほどに仕上げます。
通常の住宅建築にはない作業ですが、1日で完了します。人工地盤は特殊とはいえ、日数は3日程のプラスで済み大掛かりなものと考える必要はありません。
以上、「人工地盤」を紹介しました。

①鉄筋を組み、コンクリートを流し込んでいきます。一面にコンクリートを流し込み、コンクリート版を作ります。

②コンクリート版の仕上げに、特殊な機械「パワートロウェル」で磨き上げていきます。これが最も重要な工程です。

③鏡のようにコンクリートを磨き上げることで、空気の漏れを防ぐことが可能になります。エアー断震システムの性能を発揮させるためには、この鏡面仕上げが必要なんです！