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施工現場 ライブレポート①
弊社に寄せられる問合せで多いのが「AIR断震システムってどんな工程で取り付けていくの?」という質問。
新たにスタートした現場のレポートをしながら、工程の紹介をしていきます!
まず1番最初の工程は、「人工地盤」です。
基礎の下に設置するコンクリート盤のことで、この人工地盤と基礎の間に空気の層を作ることによって
究極の地震対策となるわけです。
この人工地盤、本システムの要とも言え、仕上がりにはかなりの精度が求められます。
ベタ基礎と同じ要領で鉄筋を組み、コンクリートを流し込みます。
ここからがポイント!
土間屋さんにはお馴染みですが、「パワートロウェル」という特殊な機械を使って鏡面仕上げをしていきます。
ビフォー
アフター
上の写真が鏡面仕上げ前、下の写真が仕上げ後です。
通常基礎は、コンクリートを打った後養生期間をおき乾いて白っぽい色へと自然に変化していきます。
人工地盤は乾く前に磨くことで黒光りし、鏡の様に周りにあるものが映り込むほどに仕上げます。
この鏡面仕上げは、空気を密封するために欠かせない作業となります。
通常の住宅建築にはない作業ですが、1日で完了します。
人工地盤は特殊とはいえ、日数は3日程のプラスで済み大掛かりなものと考える必要はありません。
以上、AIR断震システムを構成する「人工地盤」を紹介しました。
更に詳しくお知りになりたい方は、㈱三誠AIR断震システムまで!
実績から見るAIR断震システムの性能
■令和3年2月13日に発生した福島県沖を震源とする最大震度6強の地震での実績
この地震で特に大きな揺れに見舞われた福島県・宮城県内で8棟、次いで大きかった茨城県内で22棟、計30棟のAIR断震システム採用物件が全て浮上し被害がなかったとの報告を受けました。
過去の記事でも福島県や宮城県でのお客様の声をお伝えしましたが、AIR断震システムが作動したことで守られたものは多く、何よりも地震に対する恐怖がなくなったことが本当に良かったという声が寄せられました。
■データから見るAIR断震システムの性能
茨城県つくば市にある弊社展示場では、この地震時のデータが観測されており過去にも紹介しています。2010年に実施した実大実験ではさらに大きな地震波を再現しており、この時に観測したデータと展示場でのデータを比較したのが下記の図です。
(図1)展示場での地震観測データ。住宅の応答加速度は40Gal未満に抑制されています。
(図2・3)防災科学技術研究所で実施した実大振動実験では、より大きな地震波に対する同様の抑制効果を得ることができAIR断震システムの有効性を確認しています。
このデータからわかるように、AIR断震システムならどんな地震に対しても応答加速度を40Gal程度に抑えます。これが、AIR断震システムの性能です。
現場進捗状況~山形県~
昨年スタートし、着々と進行していた山形県シロニシ工務店さんの現場が、いよいよ完成に近づいてきました!
内装工事が完了し、AIR断震システム最終工程のエアシールと水切り、コントロールボックスの取付作業を行いました。残すは浮上テストのみ!
テストボタンを押し、ゴ~っと空気が吹き出される音と共に夢の新居が浮上!
約20mm、2~3分問題なく浮上したことを確認し、無事にテストを終えました。
もう地震がきても大丈夫。
遊び心満載の新しいお家、そして地震対策ばっちりのお家でのびのび成長されるお子さんたちの姿が浮かびます。
株式会社シロニシ工務店 https://www.shiro24k.jp/
山形県でAIR断震システム採用をご検討の方は、是非ご相談下さい。
震度6強での実績~宮城県登米市
こちらは9年前、宮城県登米市でAIR断震システムを採用した古民家再生物件で、上記は移築工事中の写真です。
普段は診療所として使用しており、室内には高額な医療機器が並んでいます。
2月13日に発生した福島県沖を震源とする地震での、当時の様子をうかがうと・・・
「医療機器は重心が高く、不安定なものが多い。震度6強の地域であったにも関わらず倒れることなく無事だった。近隣クリニックのメンテナンスを行った業者によると、この近辺のクリニックはことごとく被害に見舞われ、医療機器の被害額は数千万にもなったとのこと。今回の結果から、AIR断震を入れて本当に良かった!」
(院長談)
この建物は235㎡、総重量180tの大型物件です。今回の震度6強の地震でAIR断震が作動し安全を確保できたこと、ユーザー様に大変喜んでいただけました。
2月13日発生地震 福島県郡山市における作動実績
この度の、福島県沖を震源とする地震により被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。また、一日も早い復旧をお祈り致します。
弊社の販売店である「工房夢蔵」さんは、この度震度6弱という大きな揺れに見舞われた、福島県郡山市に所在しています。
工房夢蔵本社は、建物の右半分を展示場としてAIR断震を採用し、左半分は一般的な木造の建物で事務所として使用しています。
今回発生した地震で、AIR断震システムの驚くべき効果がありました。
事務所内では、家具や書類など室内に物が散乱したそうです。一方で、展示場ではあえて不安定に置いたコーヒーカップでさえも落ちなかったという報告を受けました。
これまでAIR断震システムがその力を発揮し、このような報告は多くいただいてきましたが、効果が顕著に比較できました。
2月13日発生 福島県沖地震
この度の福島県沖を震源とする地震により被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。また一日も早い復旧をお祈り致します。
本地震が発生し、AIR断震ユーザー様からたくさんのご連絡を頂戴しております。
どのお宅も無事に浮上、ほとんど揺れを感じなかったと喜びの声をいただきました。
■当システムの採用物件
福島県(震度6弱) 3棟
宮城県(震度6弱~震度5強) 5棟
茨城県(震度5弱~震度4) 22棟
また、下記は茨城県つくば市(震度4)にある弊社展示場で観測したデータとなります。
グラフ内、青い線で示された地面の揺れに対し、赤い線で示しているのが建物の揺れです。大幅に軽減されていることがわかります。
つくば展示場 地震観測データ
茨城県つくば市の展示場で観測した地震データです。
2020年12月17日 16時43分頃発生
震源地:茨城県南部 最大震度:4(M4.6) つくば市震度3
2020年12月30日 9時36分頃発生
震源地:茨城県北部 最大震度:4(M5.1) つくば市震度4
この日もAIR断震システムが正常に作動したことを確認しています。
この展示場では地面と1階にセンサーを設置、常に計測し記録しています。
グラフの赤線は地面の揺れ、青線は建物1階の揺れを示しています。
最大時には、地面の揺れを半分以下に抑えられていることがわかります。
つくば展示場では、地震がきたタイミングでなくても浮上体験ができます。
是非お越しください。【予約はこちらまで→→090-7815-1107 稲葉】
2020年つくば展示場 AIR断震システム作動実績
本年中、弊社つくば展示場においてAIR断震システムが実際の地震により作動した回数は以下の通り12回になります。
つくば展示場では、地震動により建物がどのように振動しているか、観測システムを用いて記録しております。地震の規模が大きくならなくてもAIR断震システムの地震センサーが感知し、作動させ建物を浮上させています。
つくば展示場の見学希望は問い合わせフォームより申し込みください。
現場進捗状況②~愛知県~
愛知県名古屋市で10月にスタートした現場は、AIR断震システムの要となる人工地盤の施工が完了!とてもきれいな仕上がりになりました。
まだまだ工程はいくつもありますが、今から浮上が楽しみです。