「被災者を出さない家」として話題の 「Perfect House+」に行ってきました!
東海地震が心配される静岡県だから高い防災意識をもつ県民性
「Perfect House+」のモデルハウスは、静岡県静岡市清水区にあります。弊社「エアー断震システム」の販売店である(株)小野田産業社長の小野田良作さんは、南海トラフ沿いで想定されている「南海トラフ地震」のひとつ、マグニチュード8クラスの「東海地震」を大変心配し、そのための対策を考えていました。東海地震は、駿河湾から静岡県の内陸部を想定震源域とするものなので、静岡県民の防災意識はとても高いものです。小野田さんは、地震が来ても倒壊や破損をしない家、そして、インフラが大きなダメージを受けても、避難所ではなく「自宅でそのまま暮らせる」家として「Perfect House+」をつくり上げ、普及に尽力しています。
モデルハウスは、一見スタイリッシュでおしゃれな外観ですが、地震が発生すると、下のイラストで示したエアー断震システムが作動することで、「空気の力で家を浮かせ」て、地震の揺れから建物を遮断させ、建物や家財の被害を防ぎます。
電気、水道などのインフラが止まっても安心して暮らせる多くの装備
災害に遭っても「被災者を出さない家」とのキャッチフレーズ通り、多くの装備により、しっかりした災害対策が施されていました。
■3週間分の水の確保……非常用給水タンク、雨水貯留タンク、非常用取水栓(エコキュート)、非常用浄水器
■非常用電源装備……太陽光発電パネル、リチウムイオン蓄電池、プロパンガス発電機、ポータブル発電機、電気自動車(搭載バッテリーの電気活用)
▲ベランダに置かれた雨水貯水タンク
▲床下に装備された非常用給水タンク
■水洗トイレも使える下水道対策……災害時生活排水処理槽、雨水貯留槽
■25年間保存可能な非常食……お湯や水を注ぐだけで食べられる保存食。クラッカー、野菜シチュー、チキンシチュー、洋風エビ雑炊、洋風とり雑炊。
このほかにも、災害時に威力を発揮する装備を整えたのが「Perfect House+」です。冒頭の写真は、電気自動車のバッテリーからの電気供給の場面でした。
こちらを訪問した後、台風による水害が静岡県を襲い、数日間の断水も発生しましたが、モデルハウスでは水の心配もなく過ごせたそうです。
この小野田産業様の、地震、災害に対する強い思いを受け、エアー断震システムの普及の必要性を、改めて強く感じました。