「被災者を出さない家」Perfect House+

2022年8月31日

エアー断震システム販売店、小野田産業様の
「被災者を出さない家」(Perfect House+)が、第8回ジャパン・レジリエンス・アワード最優秀賞受賞

弊社の「エアー断震システム」の販売店である(株)小野田産業様は、南海トラフ地震が懸念される静岡県の販売店ですが、大きな地震に見舞われても「被災者を出さない家」づくりを進めています。地震が発生し、生活インフラが機能しなくなっても、3週間は自給自立できる家「Perfect House+」をつくり上げ、2016 年に特許取得をしています。これが、強靱な社会構築に取り組んでいる活動、企業、自治体などを評価する第 8 回「ジャパン・レジリエンス・アワード」の最優秀賞を受賞されました。
この賞は、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会(本部:東京、会長:広瀬道明 東京ガス(株)取締役会長)が選考するもので、「強靱化大賞」とも呼ばれています。

大地震でインフラがストップしても6つの安心装備で、自宅での暮らしをサポートできます。

Perfect House+が導入している 6 つの安全装備は次のようになります。
<6 つの安心装備>
①エアー断震システム
地震が発生したとき空気の力で建物を宙に浮かせて、建物に伝わる地震の揺れを 30 分の 1 に軽減するシステムです。
②地盤の液状化対策
改良杭の打設間隔を短くすることで液状化対策として効果を生みだします。
③給水対策
震災時の必要な水量(4人家族の場合):1日に必要な水量:約 86.8L 3週間(21日)に必要な水量:約 1,822L
〈パーフェクトハウスで用意する震災時利用可能水量〉
●受水タンク:約 900L ●雨水タンク:約 500L 計:約 1,900L を確保し、生活用水として使用可能です。
④非常用電源の確保
太陽光発電・プロパンガス発電機・リチウムイオン蓄電池などを使用します。いざという時に、電源の使用が可能となります。
⑤下水道対策
震災時に平常時と同じように自宅にてトイレが使えるかどうか非常に重要となります。下水から” 緊急汚水処理槽” に配管を切り替えることで、水洗トイレが使用可能です。但し、通常時あるいは震災時であっても下水道が使えるならこの設備は水害対策に有効とされる雨水貯留槽以外の使用は出来ません。
⑥非常食
株式会社セイエンタプライズの「サバイバル フーズ」。40 年の歴史をもつ非常食の定番。マイナス 30℃で冷凍し、そのまま乾燥加工することにより、おいしいだけでなく25 年間の長期保存が可能です。缶切りで開けることで、お湯を注ぐだけで5分、水でも10分で簡単に食べられます。クラッカー、野菜シチュー、チキンシチュー、洋風エビ雑炊、洋風とり雑炊の大缶(10 食相当)と小缶(2.5 食)の2サイズがあります。