一目でわかる「地震大国・日本」の実態

2022年9月9日

日本は「地震大国」と言われますが、それが一目で理解できるのが上の地図です。この地図は、1977年1月から2012年12月までに発生したマグニチュード5以上の地震を赤い丸で示したもので、日本はその形がわからなくなるほど赤く覆いつくされています。日本の国土面積は世界のわずか0.25%しかありませんが、マグニチュード5以上の地震回数は約10%となっています。(出典:地震調査研究推進本部)
また、別のデータでも日本が地震大国であることがわかります。2000年1月~2009年12月までの10年間に、マグニチュード6以上の地震全世界で1036回発生していますが、日本では212回と20.5%を占めているのです。「0.25%の国土で、地震発生回数は20%以上」というのは想像を超える頻度です。(出典:日本は気象庁、世界はアメリカ地質調査所)
といっても、地震が多数発生しているのは主に太平洋側で、日本海岸ではそれほど多くありません。太平洋岸では、北米プレート、太平洋プレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレートの複雑な動きの影響で、海溝型の巨大地震が常に懸念されているのです。しかし、内陸部には114の活断層が存在し、ここもまた断層のズレによる地震が起きる可能性を秘めています。
日本に暮らす限り地震から逃れることはできません。日ごろから巨大地震発生に対する備えをし、家庭内でも避難場所や緊急時の連絡法を確認、最低限の備蓄をしておくことが大切です。