弊社の前身は、このシステムの開発者である坂本祥一が、自ら発明した「空気で家を持ち上げ地震の揺れを軽減する装置（エアー免震装置）」の販売を目的に、2005 年に設立した免震住宅有限会社です。2009 年には、エアー免震装置の商品名を「ＡＩＲ断震システム」と命名。これまでの減震、免震、制震とは考え方の違う商品として位置づけました。
2015 年には、小中径回転鋼管杭のトップメーカーである ( 株 ) 三誠が属する三誠ホールディングスの一員となり、社名を現在の ( 株 ) 三誠 AIR 断震システムと改め、エアー断震システムの改良を続けています。
エアー断震システムは、「地震発生時に空気の力で家を浮上させ、地震の揺れから家と家財をと命を守る」という、これまでにない発想が注目され、様々なメディアに取り上げていただきました。上の表は、紹介されたテレビ、ラジオ番組の一部です（活字メディアにも多数紹介されていますが、割愛しました）。
2023 年は、大きな被害を引き起こした「関東大震災 100 年目」という節目の年。多くの住宅全壊と 46 時間続いた火災旋風を引き起こした火災、それらが原因で亡くなった 10 万人を超える方々……このような悲劇を繰り返さないために、必要な対策をしておくことがとても重要です。
弊社が推進しているエアー断震システムは、地震による住宅損傷を防ぎ、それによる被害を出さないためのものです。 弊社では、本年を「防災の年」と位置づけ、さらに良いシステムを目指して仕事を進めて参ります。