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実績から見るAIR断震システムの性能
2021年4月23日
■令和3年2月13日に発生した福島県沖を震源とする最大震度6強の地震での実績
この地震で特に大きな揺れに見舞われた福島県・宮城県内で8棟、次いで大きかった茨城県内で22棟、計30棟のAIR断震システム採用物件が全て浮上し被害がなかったとの報告を受けました。
過去の記事でも福島県や宮城県でのお客様の声をお伝えしましたが、AIR断震システムが作動したことで守られたものは多く、何よりも地震に対する恐怖がなくなったことが本当に良かったという声が寄せられました。
■データから見るAIR断震システムの性能
茨城県つくば市にある弊社展示場では、この地震時のデータが観測されており過去にも紹介しています。2010年に実施した実大実験ではさらに大きな地震波を再現しており、この時に観測したデータと展示場でのデータを比較したのが下記の図です。
(図1)展示場での地震観測データ。住宅の応答加速度は40Gal未満に抑制されています。
(図2・3)防災科学技術研究所で実施した実大振動実験では、より大きな地震波に対する同様の抑制効果を得ることができAIR断震システムの有効性を確認しています。
このデータからわかるように、AIR断震システムならどんな地震に対しても応答加速度を40Gal程度に抑えます。これが、AIR断震システムの性能です。