動画提供:プレミアヨコハマ7Fホール
床全体を空気で常に浮揚させておき、強い振動が加わっても浮揚させた空間の空気で吸収することで、床の振動を抑えることができます。従来はゴムやスプリングなどを床下に設置し振動を低減させていましたが、この方法では大勢の人が一斉に飛び跳ねるようなダンスホールやライブハウスの大きな振動に対しては限界がありました。エアー防振フロアは、振動の強弱に応じて空気圧をコントロールし調整するため、建物の構造躯体にほとんど振動を伝えません。
従来はこれらの施設を2階以上に設置するには技術的に大きな課題があり、ほとんど実現不可能でした。それがエアー防振フロアを採用することにより可能になります。すでにビル屋上の多目的イベントホールでの運用実績があり、イベントの客層にマッチした下層階の店舗の売り上げが伸びるといったシャワー効果を含めて、高い評価をいただいています。
建物の階層を隔てるコンクリートスラブと床の間にクッション材などを用いて気密空間を作ります。その気密空間に小型のエアータンクから空気を送り込み、床面を数十センチ浮き上がらせます。空気圧が低い場合は弁を開いて圧縮空気を送り込み、空気圧が高い場合は安全弁が作動して外に空気を逃がします。床面に取り付けられた高さセンサーによってコンピューター制御していますので、床面は常に一定の高さを保つことが可能です。床面の周辺にはクッション材を取り付け、床が振動しても壁にはぶつからないようになっています。
コンクリートスラブと床面の間に空気のクッションを作りますので、数百人から数千人規模の人たちが同時に飛んだり跳ねたりしても、ビルの躯体には振動が伝わりません。
通常、商業施設の最上階にイベントホールを設置するのは難しいのですが、何とかお願いできないかということで造ってもらいました。
免震などに比べて圧倒的にコストが安く、階下にもほとんど振動が伝わりません。
最上階に集客施設があるおかげで、下の店舗の売り上げが伸びるというシャワー効果も確認できております。
コストの問題で最上階にイベントホールなどの集客施設は造れないとお考えの方に、ぜひおすすめいたします。
プレミアヨコハマ7Fホール支配人
会社名 | 株式会社 三誠AIR断震システム |
代表取締役 | 三輪 富成 |
資本金 | 5500万円 |
認可登録 | 一般建設業 東京都知事 許可(般-28) 第145373号 |
主要取引金融機関 |
みずほ銀行 横山町支店 三井住友銀行 人形町支店 八千代銀行 八丁堀支店 |
住所 |
本社:
技術研究所: |
沿革 |
平成17年11月
平成21年
平成23年1月
平成24年3月
平成27年2月 |
〒104-0033 東京都中央区新川1-22-11 茅場町イーストスクエア1階
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