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2021/06/23
弊社に寄せられる問合せで多いのが「AIR断震システムってどんな工程で取り付けていくの?」という質問。
新たにスタートした現場のレポートをしながら、工程の紹介をしていきます!
まず1番最初の工程は、「人工地盤」です。
基礎の下に設置するコンクリート盤のことで、この人工地盤と基礎の間に空気の層を作ることによって
究極の地震対策となるわけです。
この人工地盤、本システムの要とも言え、仕上がりにはかなりの精度が求められます。
ベタ基礎と同じ要領で鉄筋を組み、コンクリートを流し込みます。
ここからがポイント!
土間屋さんにはお馴染みですが、「パワートロウェル」という特殊な機械を使って鏡面仕上げをしていきます。
ビフォー
アフター
上の写真が鏡面仕上げ前、下の写真が仕上げ後です。
通常基礎は、コンクリートを打った後養生期間をおき乾いて白っぽい色へと自然に変化していきます。
人工地盤は乾く前に磨くことで黒光りし、鏡の様に周りにあるものが映り込むほどに仕上げます。
この鏡面仕上げは、空気を密封するために欠かせない作業となります。
通常の住宅建築にはない作業ですが、1日で完了します。
人工地盤は特殊とはいえ、日数は3日程のプラスで済み大掛かりなものと考える必要はありません。
以上、AIR断震システムを構成する「人工地盤」を紹介しました。
更に詳しくお知りになりたい方は、㈱三誠AIR断震システムまで!