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2021/07/21
ライブレポート①では、AIR断震システムの要となる「人工地盤」をお送りしました。
今回は、人工地盤上の基礎に機器を設置する工程のレポートです!
アルミでできた型枠を人工地盤上の外周部に設置していきます。これは、どんな役割か?というと・・・
AIR断震システムにおける重要な空気層を確保する「エアシール」を取り付けるためのものです。
システムの鍵となるエアシールは、人工地盤と基礎の間に挿入します。エアシールの取り付けは建築の最終工程になり、アルミ型枠はその土台となるものです。
これまで型枠は鋼製でしたが、この現場からアルミ製を採用しました。従来の鋼製型枠は3つの部材を組み立てる必要があり、また重量も大きいなどの欠点がありました。材質をアルミに変更することで部材を一体化し軽量化でき、施工の効率が向上し施工時間が大幅に短縮されました。
このように設置されたアルミ型枠、そしてこの養生で隠れた装置はリセッターとバランサーと呼ばれるものですが、この装置に関してはまた次回に詳しく・・・ということで、ここから通常の基礎工事が始まります!
下の写真のように鉄筋組立後コンクリート打設。基礎が立ち上がった時にどんな風に装置が顔を出すか、また次回のレポートでお伝えします!